鈴木宗男が、政界にカムバック!?
※本稿は、あくまで「このTwitterすごいよ!!」というだけの趣旨で、政策・政治思想に賛同するだとか、良し悪しだとかの評価には触れません。
「ザ・昭和の政治家 鈴木宗男」について、今さら説明する必要があるのでしょうか?
鈴木宗男は強い政治家です。どのくらい強いかというと、まずまず凡百な人間なら、『サンクチュアリ(史村翔・池上遼一)』ばりの集中線に存在感が負けます。
こんな集中線を前にして、それよりも存在感を出せる政治家がいるでしょうか?
私は無理です。
鈴木宗男の強さは、知名度にも表れています。
丸山穂高議員が「北方領土うんぬん」していた時に、「若造がしゃらくせぇ! 北方領土といえばムネオだろう!!」と思ったあなたは、おそらく30代半ばを超えていますが。
「北方領土」っていうと「ムネオ」っていう。
「ミスター」っていうと「鈴井貴之」っていう。
そして、2011年・FIFA女子W杯で日本女子サッカーチームが優勝した時ですら、「サッカーで優勝」っていうと「藤野聖山園」っていう。
札幌だけでしょうか? いいえ北海道なら、誰でも。(誇張あり)
閑話休題。
定評のあった演説も含む話術と、情報感度の高さが、ここにきて集大成を迎えました!
元々、ムネオ オフィシャルブログ「花に水 人に心」などを運営されていましたが、7月21日投開票の参議院議員選挙に向け、新たにツイッターアカウント(@official_s_mune )が立ち上がったのです!!
鈴木宗男がどのくらい強いかというと、「どーもどーも」という商標登録は決して取れないだろう一般用語なのに、音声ファイルなど添付しなくとも、昭和人ならその文字を見ただけで、あるいはプロフィル写真を見ただけで「どーもどーも!(声優:鈴木宗男)」と脳内で自動再生可能な強さレベル。
投稿開始は2019年7月3日。7月7日時点で2317フォロワーを超えています。(もう少し早くTwitterを始めていたらと思うと勿体無いですが)
固定されたツイートが、投票の仕方がわかりやすくて、またいいんです!!
もちろんTwitterの中でも、タフさ・強さが遺憾なく表現されています。
5月27日に食道がんの手術をしたばかり。
6月15日前後に、転移の有無の検査結果を聞くため病院へ行っていたとはいえ、がんの手術後1、2ヶ月後で出馬しようとか思います!?
14日間、戦えますか?
私は平常時でも、多分戦いきれません……。
しかも、さらにすごいのは「ガラケーユーザー」であること!!
ブログやTwitterは、秘書さんがメモや口伝えで打っているんですってよ、奥さん!?
そうなのです! 「スマホ使えない」は情報発信をしない理由にはならないのです。
「即戦力!」「若さ!!」「情報公開!」とか言っていながら、71歳ガラケーの方に情報発信で遅れをとっている候補者・現役の方々は、襟を正していただきたいものです。
「足が長く見える奇跡の一枚」
足が長くはない、と自分をいじったうえ
「#加工アプリ使ってみたい」
「中の人」のハッシュタグにも遊びと余裕があります。
「鈴木宗男は選挙に強い」とは聞いていましたが、まさかネット選挙にここまで対応してくるとは!!
情報発信まではいっぱいいっぱいの陣営もある中、この余裕はなんですか!?
元々の、話術や切り返しがお上手だからか、コメント返しも即意当妙。とても口伝とは思えません。
この陣営の情報発信、強い! 強すぎる!!
その人間力、体力、強さ……etc、何一つ勝てません。
色々な評価はあれど、ただただ自分にない部分、リスペクトしかありません。