現在2023年4月23日投開票・帯広市議会議員選挙に挑戦中!

忙しい市議様の拘束時間について

世間一般的に、市議のお仕事体系について誤解があることに気づきました。

 

「お忙しい中、わざわざ私たちのイベントに来てくれるなんて〜」

「わざわざ年休を取って私たちのところまで!」

「時間がない中、足を運んでくださって、親切な方!」という声を聞くのです。帯広に限らず。

 

しかも、他にお仕事をお持ちの方ならともかく、専業の方のお話。

 

「おいおいおい!!」

と私、耳を疑いました。

 

以下は、令和元年の帯広市議会日程を上げます。

例として、4月の選挙で当選された方々の、5月日程をご覧ください。

「(休会)」はお休みですし、自身が所属する以外の委員会には、出席してもいいけれど出なくてもいいため、5月は、最小の人で本会議(臨時会)2日間と、それぞれの所属委員会2日間にさえ出席すれば義務を果たしたことになります。

 

世間一般の勤め人の方どころか、パート勤務の方より、拘束時間が短いと思いますが……。

 

もしかしたら、私のような心の歪んだ人間には見えなくても、純粋な心の持ち主の方には、忙しく見えるのかもしれません……。

 

本当に年休取って個人主催のイベント・集会に行ってたら、その方が問題ではないでしょうか?

 

文字の入っている部分以外は、研修・調べ物の時間に当てようと、イベントに出て自分の顔を売ろうと、人脈が広がるような活動に充てようと自由。

選挙において現職有利というのは、議員報酬(月額47万円ーーから源泉徴収あり)とこの日程的余裕を使えば、在職中にPR活動ができるという点にもあろうかと思います。

 

「お忙しい中、わざわざ来てくれるなんて〜」

「わざわざ年休を取って私たちのところまで!」

と受け止めている方の、ちょっと調べれば分かる誤解をあえて否定せず、甘んじて「忙しい中、わざわざ来た感」を出されているなら、たいした玉でいらっしゃるのではないでしょうか?

 

もし忙しかったのであれば、市議としての市民のための活動ではなく、参院選の応援だとか所属政党の方を向いた活動だったのでは?? などと邪推してしまいます。

ちなみに、本会議は、6月の次は9月と12月。

各委員会での質問もありましょうが、本会議で質問しない方も全月、手取り30万円を超える議員報酬は出続けます。

公務員やそれに準ずる方々も、国民・市民の一人であることを棚上げした議論が苦手で、過剰に監視したり叩く行為は嫌悪していますが(例えば、市役所の空調設定28度は、いくら節約目的で市民の目があるからといって、職場環境が悪すぎではないでしょうか?)

 

このほか、8月には市議団と市役所職員は出場するのが慣例の、帯広三大祭りの一つ「盆踊り」に出るとか、記載されている以外の義務的出来事はありましょうが。

 

「12月本会議で質問に立たない人は、実質まるっと3ヶ月休みかー」

「むしろ質問もしないで、何ならやっているの!?」

ということを考えますと、月額報酬47万円でお仕事である「質問」もされず、公約も果たされない議員の方を、「給料泥棒」(市議会の場合は「報酬」ですが)と断じることは正当な批判ではないかと思うものです。

 

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