「平成最後の〜」という言葉が流行したように、
一つの時代が終わりを迎えます。
平成生まれの方も、もう三十路。
昭和生まれには、昭和が遠くなりにけるのを
ひしひしと感じているところです。
さて、改元直前の4月には
平成最後の統一地方選挙を迎えます。
調べましたところ、
主だった選挙活動としてあげられるのは未だに
・選挙カー(からの名前連呼)
・街頭演説
・電話攻撃
・ハガキ・チラシ(枚数制限あり)
……。
…………。
………………。
新たにネットという手段が加わり、
ブログ・SNS・ホームページ等での発信は可能になりましたが
基本的には、昭和のかおりが漂います。
ですが、十勝・帯広で
FacebookといったSNSをされているのは
未だにごく一部。
広くネットが使えない層に向けアピールするにも
本当にそうした手段しかないのでしょうか?
しかも、選挙戦の期間は
市議選の告示日14日
町村議選の告示日は16日
立候補を公にしていいのも
選挙ポスターを貼り出していいのも
告示日の、しかも手続きが完了してからです。
![](https://misakiyumiko.com/wp-content/uploads/2019/04/DSCN7815-300x225.jpg)
また21日の投開票日は
選挙活動をすることができません。
地方の市町村議の選挙期間は
実質7日間と5日間。
たったの5日、7日で顔と名前を売り
投票行為に結びつけなくてはなりません。
有効的な手段がそれしかないのだとすると、
あまりに現職有利。
合法的な選挙制度の下
その逆境を超えるという
新人には抜きん出たものが求められます。
なかなか新しい試みに挑戦しにくい
現行の選挙制度では
知名度のない新人には、
なかなか不利な条件です。
まして、現職に対抗するにも、
働き盛りの若い世代で、
仕事を辞めるリスクを負わなくてはならない……。
公正なようで、現在の選挙制度は
既存の議員に有利であるように思います。
やはり選挙は一部の
特権階級のものなのでしょうか?
でも、このままではいけない、と思うのです。
新時代を迎え、選挙制度も変わっていくよう
草の根で、自分にできることから始めたいと思います。