クレープ1個200円から!!
そんな……! お祭りの屋台より、長崎屋のクレープ屋さんの時々やっている半額商品よりも安い!?
しかも選べるレパートリーが多い「jirujiru-pantry(ジルジルパントリー、以下略ジルパン)」さんが、元「日曜喫茶館」跡地にて、新装開店されました!!(以前は、広小路のイベントスペース「光栄」で活動されていました)
場所は、広小路1丁目。「ラーメンみすゞ」の向かって2件右の建物です。
「帯広まちなか『商』学校」事業を活用されてのOPEN。
3年半、商工会議所のサポートを受けながら、営業の実践研修をされるそうです。
それでなくても、良心的すぎる価格設定。
甘いクレープ 200円
ごはんクレープ(しょっぱい系)300円
基本スープ(具材と量少なめ)200円
食べるスープ(具材と量UP!)350円
ランチタイムの「おにぎりと基本スープのセット」500円
などなど……。
本日のスープ・おにぎり、何があるかは、その日に店頭でご確認ください。
この日のスープはミネストローネと豆乳クラムチャウダーでした。
メニューにあるスープが常時全種類あるわけではないのでご注意を!
200円のクレープでも、トッピング100円プラスしてモリモリ増量しなくても、基本的にクリームと中の具材は結構入っています。(バターシューガーだけ、生地にバターを塗って砂糖をふりかけたシンプルなクレープと伺ったような気がします……)
いずれにせよ、この価格で成立するのか心配になります。
この日は、食べるスープ(350円)ミネストローネを選びました。
大きな器でサーブされ、メニュー表にあるように「芋・ソーセージ・ブロッコリー」がトッピングされます。
おにぎりセット(500円)は、コチラのスープに具沢山のおにぎりがつきますので、ボリューミーな内容です。
コチラが基本スープ(200円)バージョンです。
同じミネストローネでも、スープの量が少なくなり、「芋・ソーセージ・ブロッコリー」は入っていません。
ただ、全く具材が入っていないわけではなく、写真でも見えているように玉ねぎ・しめじ・ベーコン・人参などは入っています。おそらく他のスープの場合も同様です。
200円の基本スープでも十分食べ応えはあります。
おにぎり(200円)、あるいはクレープ(スイーツ系200円、ご飯系300円)と合わせるなら、基本スープでも十分な量ではないかと、私は思います。
むしろ食べすぎると午後から頭が働かないので、食べるスープだけでも十分かもしれません……。(そこは個人差かと)
人を雇わずに、一人でやられているお店だからこそできる価格設定!!
入店し、先に注文とお会計を済ませます。
その後、イートインの場合は席を確保して、番号札が呼ばれるのを待ちます。(お水などもセルフです)
後片付けもよろしくね♪
セルフシステムでも、快く協力したくなるお値段です。
各種スープ、おにぎり、クレープは、テークアウトにも対応しています。持ち帰って食べることも可能です。
多少お腹が空いていて「おにぎり(200円)」に甘いクレープをつけても400円。
「食べるスープ(350円)」に甘いクレープをつけても550円。
結構量が食べられる人は「おにぎりセット(500円)」に甘いクレープをつけても700円。
お腹を満たせて、さらに立派なデザートがついても、400円〜700円!!
クレープの種類も多いし、どれを食べようか、組み合わせの夢が広がります。
街中に来られた際は、ぜひランチ・軽食にご活用ください。
2人掛けの机が5卓。カウンターに数席あります。
オーナーも穏やかな良い方で、スープとともにほっこりします。
しかしコチラのお店、どこか隙や欠点がないのかと言うとーー要注意事項が一つだけあります!!!
段差が危ない。
「日曜喫茶館」時代の常連さんにはおなじみ?
半地下の店内に至る階段の、最終段だけ段差が違うのです!!!
入店の際、油断して全てが同じ段差のつもりで降りると、一番最後で「ハグァッツ!!」となります。
入店するときは最後ーー退店するときは最初ーーの段だけが低いです。
くれぐれも油断しないようにしてください。
もう一度、場所をおさらいしましょう。
広小路商店街1丁目。
ラーメン「みすゞ」さんの向かって2件右隣。
六花亭帯広本店の道路を挟んで北側にあります。
大きな建物なうえ、お店が奥まった半地下にあるので、表から見て一見営業中か分かりにくいかもしれませんが、勇気を持って自動ドアをくぐってみましょう。
同建物内には、「帯広まちなか『商』学校」第1期実習生として、2階にSKY整体さんが入っていらっしゃいます。
3階はギャラリースペース。
高所恐怖症には、ここまでが限界です。
商工会議所と商店街が連携して、商業者支援に取り組みむのは日本初の試みだそうで。
全国から帯広の事例が注目されている!!(らしいです>某金融機関の人談)
視察が来ないかなー。
先進地視察で、外からお客様が大量に押し寄せるくらいの事例となってほしい!
それには帯広市民の協力が必要です。
お家賃を支払って
ここまでかかった経費を払って
日々の材料費や光熱費を支払って
単価的に、自分の労働分の儲けを出して、お店を続けていくとなると、毎日たくさんのお客様が必要です。
しかしこれはジルパンさんに限らず、競合の多い帯広の飲食店の皆さんも同様でしょう。
「食べて応援!」と、みなさんに頑張ってほしいのはやまやまですが……。
経済的にも胃袋的にも、たとえ知り合いのお店でも頻繁に通えるわけではなくて申し訳ないです……。
しかしながら、消費者側から言いますと。
数少ない外食の機会だからこそ、ハズレを引きたくないの!!
高くはなくても、外食気分が味わえて美味しいものが食べたいの!!
そんな方にオススメしたいお店情報でした。