先日、帯広市議会議員の会派構成が決まりました。
2019年5月7日付十勝毎日新聞より
選挙期間中にもその前にも、詳しい方々から言われたことは
「政党には入らないにしても、どこかの会派には入らなくてはいけない」
「だから、万が一受かった時、どこの会派に入るか考えながら戦っておくこと」
というアドバイスでした。
市議になったら、政党に所属しなくてもいいから、
どこかの会派には入らなくてはならないそうなのです。
なぜなら、「会派に入らないと質問に立てない」から。
「資料がございませんので、この場ではお答えできません」
とか逃げられるにしても、市政を追求・チェックするチャンス!!
そこは、議員活動のかなり大事なところではないでしょうか。
それができないんだったら、なる意味なくね??
「無党派・無所属です」とか言って
いくら一匹狼を気取ったところで、
議員活動の大事なところができないんだったら
それはもう、どこかに「入ーれーてー」と言いますよ!
(断られても、頭を下げてでも入れてもらうところです!!)
「お前に無党派・無所属のプライドはないのか」と言われても、
見栄だとか対面よりも、実を取りますとも!!
無党派・無所属にこだわることよりも
まずは議員活動することの方が大事でしょうが!?
というわけで「政教分離に反しているところと、嫌がらせをしてきた奴のいるところは絶対入んね」と思っていたら、どんどん選択肢が狭まっていったのですが。
ともかく、市議になるからには、
議場で質問に立たなくては意味がない。
「会派に入らないと、質問に立てない」
「一人会派は会派にならない」
「会派に入らないのは仕事をしないと公言するのと一緒」
選挙期間中、何度もその言葉が脳裏をよぎりました。
落選したものの、会派構成を見るに、その基準を適用してしまうと、この中で1個しか入れるところがなさくなりました……。(しかもその会派の中にブログで批判した人いる……)というわけで、もし今後何かそういうことがあったら、基準は改める必要がありそうですがーー
ーー先生!!
仕事しないと公言している人が、既に1人います!!
前回も2018年4月の市議補選で当選された木幡裕之さんも、前期終了まで会派に入っていませんでしたが(今回再選され、市政会に入られました)、選挙中は出身の帯広青年会議所(JC)の方々が応援に入っておられました。
「市長、市長、市長!!」
「2番じゃダメなんですか?」
とかいうことを、パフォーマンスでもされていない方の仕事ぶりって、どうやってはかるのでしょうか??
質問に立っていない人を先輩というだけで応援できるのだとしたら、JC、謎の組織すぎます。
それとも市議というのは、やはり見えないところで、後輩とか応援してくれた人に利益供与できるものなのでしょうか??
私が知らないだけで、議場での質問以外に、それ以上に市議として腕をふるうことのできる場があるのでしょうか?
いつかJCの人にお会いすることがあったら「何をもって木幡さんのお仕事ぶりを判断されて、応援されていたんですか?」と聞いてみたいと思います。
今回の鈴木正孝さんにしても、質問に立ちたくないのでしたら、どうして議員に立候補されたのか不思議です。(しかも誰にもそういったことを教えてもらえない無知なルーキーではなく、3期目でいらっしゃいます)
応援して市議会に送り出した方々も、無所属として登壇しないことに同意して、力をお貸しになられたのでしょうか??
◆即現場主義を貫く 鈴木正孝候補(無・現)
笑顔あふれるまちづくりを目指す。健康、子育て、産業連携の強化、文化・スポーツ交流、教育の拡充などを重点施策とし、即行動、即現場主義を貫く。ーー2019年4月14日、告示日に十勝毎日新聞に掲載された候補者の声より
この方の「現場」というのは……議場以外のどこにあるのでしょうか??
ご存知の方がおられましたら、ご一報ください。
もし「できるはずの仕事はしたくないけど、議員報酬(税金)は欲しい」というのでしたら、私も同じ『税金泥棒』を目指した身として「だったらまともに働くのバカくさいし、生活保護でも申請しよう」という気持ちにさせられます。(しませんけど)
当選された方々には、付託を受けた市民の代表として、尊敬できる先人としての背中を見せていただきたいものです。