先日、おびひろ子ども食堂に行ってきました!!
食事支援、世代間交流を担い、全国で広がりを見せる「子ども食堂」。
子どもと若者の成長・自立を応援するNPO「WEW(ウィー)とかち」さんが運営する、「おびひろ子ども食堂」は月に1回、子どもは無料で、大人は1食300円で食事を提供しています。
(ほかにも、十勝・帯広で複数「子ども食堂」の取り組みが行われています)
お子さんと同伴の大人でも、同伴の子どもがいなくても、大人だけの参加も可能です。
ただし、大量に在庫を抱えても夜の部に持ち越せる飲食店ではありません。
準備の都合上、参加を希望される際は、どなた様も予約推奨です。
お子さんだけの参加であっても、主催の方へご一報ください。
無料の対象年齢は「小学生~高校生 ※18歳以下」とされています。
決して貧困家庭に限らず、誰でも利用可ーーという姿勢は世代間交流はもとより、逆に出入りする方々が「貧困家庭」と周囲から見られたり、そうした目線を気にすることがないようにという配慮が含まれているようです。
「WEWとかち」の活動を支えるボランティアスタッフの方以外に、南商クッキング部の生徒さんたちや、JR北海道の運転士の方々なども随時ボランティアで参加されています。
私が訪れた10月の回は、シチューの日でした。
器のサイズがおかしい……。
ご飯もついているのに、シチューの器サイズがおかしい。。。
ポテトやらおかずも十分につくのに
「こんなに大きくていいんですか?(誰か他の男の方に差し上げてはーー)」
と腰が引けたのですが
「あ、うちお代わり自由だからいいの!! 食べて食べて!!」
とのことでした。
各回メニューは、寄付された食材やボランティアの方々の努力によって成り立っているため、1種類です。
大枠のメニューは事前に出ますが、アレルギー対応は不可能となっています。
ご注意ください。
例えばこの日のメニューは「シチュー」と通告されていましたが、大きなホタテとエビ入り!!
ゴロンとしたジャガイモかと思っらた、ホタテでした。
牛乳アレルギーのある人は最初から避けても、甲殻類やホタテアレルギーの人には危険です!!
何もない人間には立派な具材で、たいへん嬉しいことですが……。
この大ぶりのホタテは寄付された方のおかげだそうです。
食料基地・十勝、余った食材などに困られた際は、こうした場所への寄贈も選択肢としていかがでしょう?
どのように受け入れていらっしゃるのかは、「WEWとかち」さんまで直接ご確認ください。
この他、WEWとかちさんでは、不登校・保護者・学習・若者支援を行なっており、「制服リレー委員会」などもその事業の一環です。不要になった制服・ランドセルを預かり、必要なご家族へ繋ぐ取り組みです。
どちらも高額なものであり、一つを取ってもとても大切な取り組みです。数々の支援活動、広まってほしいと思います。
「WEWとかち」の活動場所は、西帯広のスタバの南側、閉鎖されている駐車場を挟んだ南です。
住宅地の並びの真ん中に、「子ども食堂」活動日にはオレンジ色の旗が立っています。
どんなところか分からない。
何をしているのか分からない、という人も、
まずは、月に1回の子ども食堂に参加されてみてはいかがでしょう??
次回の子ども食堂は、11月16日(土)と、12月21日(土)※予定 原則毎月第三土曜日
時間は12:30〜13:30の間です。
参加できる子ども 小学生~高校生 ※18歳以下
準備のため、じぜんに、お電話・メールでお申し込みください
※アレルギーのある方への対応は、今のところできません、ごめんなさい!
※保護者の方も一緒にこられる場合、300円の参加費をお願いしています
ーーとのことです。
以前「これからの地方議員というのは、何をすればいい議員と言えるのでしょう?」
と政治学の先生に伺ったら
「補助金等の制度を熟知して、繋いだり引っ張ってこれる人ーーではないでしょうか」
という説を拝聴しました。
私のように散発でイベントごとに参加するだけではなく、力のある地方議員の方に、ぜひ「WEWとかち」さんの取り組みにふさわしい補助金制度等を繋いでいただけないものかーーと切に願います。