「サワラコーヒー」さんのコーヒーをいただきました。
現在、常設のお店を持っておられず、イベント等でのスポット出店がメインのお店です。
毎週木曜日の11時〜15時、「BAR Pond」さんの店舗にて、焼き菓子等のテイクアウトができる「LE TEMPS DOUX(ル・タン・ドゥ)」がオープンしています。
その一角で、「サワラコーヒー」さんも営業されています。
この日は3種のコーヒー豆が用意されていました。
メニューは「HOT 400円」か「ICE 450円」の2種類。
どの豆を選んでも料金は一律です。
コーヒーのことはよく分からないけれど
「アイスコーヒーに気分で、アイスだと酸味があるものが好きなんですが、どの豆を選べばいいでしょうか?」
と相談して、提案いただいたのがこちらのコーヒーでした。
「ルワンダ キニニ ターナー AA」
改めて見ても、名前だけだと呪文のように何のことだか分かりません!
このように自分が選んだ豆の解説書をいただけるのも親切でした。
その豆の背景・ストーリーまで味わえるというのは、いいですね!!
![](https://misakiyumiko.com/wp-content/uploads/2021/06/DSCN3555-scaled.jpg)
カップに貼られた、コアラのロゴシールが可愛い!!
(持ち帰る間に、水を含んでよれてしまいました…)
同じように、豆に自信があって味がいいいお店があっても
こんなふうにロゴシールを作ってカップや商品に貼ったり
「生産者のストーリーを伝える」という一手間をかけるお店が、私は好きです!!
これがただの無地カップだった場合、どうなるでしょう?
それでは店名が広がったり、見た人の注意を引く可能性は極めて低いでしょう。
しかし、ちょっとした工夫で(この場合はシールを作って貼ることで)
「そのコーヒーどこの? 可愛い!」とロゴを見て話が広がることがあったり
「へー、そんなコーヒー店があるんだ」と印象に残る可能性がアップするのです。
とにかく、「必要外」のことにコストをかけることを忌み嫌う人はいます。
しかし営業というのは、ただ売り込みをかけたり広告を打つことだけではありません。
時に「必要外」と切り捨てられてしまう部分も、「営業部」として機能するのです。
どこにお金をかけるべきか、それぞれの事業・ターゲット層に沿って判断いただきたいと思います。
さらにいいのが、「サワラコーヒー」さんと、コアラの絵。
どことなく緩やかな雰囲気が似ておられるのです。(失礼)
ふらッと出没して、ほっこりコーヒータイムを提供します。生産者さんのストーリーと一緒にコーヒーの楽しさを広めていきたいです。
ご本人の意図と、身にまとう雰囲気、そしてロゴイメージが合致されているというのは、とても素晴らしいことだと思いました。
常設店ではないのに(だからこそ?)できる丁寧なお仕事。
堪能させていただきました。
ご馳走様でした。