前回の続きはこちら → 【どうして政治の道を選んだのか?〜その1】
前の職場は、とてもいい職場ではありましたが
永続的ではない不安定な環境。
とても条件・待遇がよかったため
資格がない、30代後半の女がそれ以上を望む場合
首都圏に出るか、公務員しか選択肢が残されていませんでした。
仕事に不満はなく
仕事を通じて地域貢献ができる
という路線に魅力を感じていてため
2018年秋は、公務員試験を受験していました。
任期がもう1年残っていたため、対策もしておらず
この年に慣れておいて、翌年が本命という、
腕試しのつもりでした。
任期中の転職活動も転職もOKの職場でしたので
「試験を受けに札幌に行くので、この日は年休をいただきます」
と公言し、アドバイスをいただけるくらいのオープンさでした。
(そういう気風も気に入っておりました。)
私は、首都圏から帰ってきた時、
「もう旅行以外で、北海道からは出まい」と思いました。
(仕事に困っていざとなったら、
最終的に都会に出ることも考えますが)
ですので、自分が北海道が好きで、
道内であればどこでもいいと思っていたし
その覚悟があるつもりで公務員試験を受験していたのですが。
ある試験で、最終面接に残ったときに
「ああ、帯広を離れたくない」と自覚してしまったのです。
2018年、11月下旬のことでした。
そこから本格的に帯広に残って
自分のスキルを活かすことができる仕事はないか
模索し始めたのですが。
だからといって、自分がまさかここまで
大事の挑戦に着手するとはーーです。
ただ、「勤め人として籍があって
年功序列で昇進したけれど
橋にも棒にもかからない人間」ではなく
自分で「会社員経験があります」
「優秀です」と言っているだけでもなく
公務員試験で最終に残るくらいには
ある程度、優秀で有用性があると認められましたーー。
その点は、誇っていいことなのではないかと思います。