みさきゆみこ陣営、選挙応援も
「表立ってデジタルタトゥーを残さない、残させない」
の精神で、他よりもゆるい体制でやらせていただいております。
(本名や顔出しで地元新聞に掲載されたり、事後閲覧できる選管提出書類に残るのは、候補者本人だけでいい)
立候補者 兼 事務局長 兼 出納管理者 兼 選対本部長
という町村役場の管理職のような兼任体制ですが
宛名書きだとか、ネット選挙だとか、他のことは時間をかければ少数精鋭で準備できても、そうしたゆるやかな支援体制でいこうとしている陣営には、最大のハードルがありあます。
それがポスター貼り!
帯広市内では322カ所に設置された掲示板に、それぞれの陣営がポスターを貼りにいかなくてはなりません。
しかも1日で。
1日で貼らなければダメということもないのですが、1日で貼り終えられると「たくさんの人から支持されているな」「応援している人がちゃんといるだな」「安心して任せられる」という味方をする人もいるため、勢いを計る一つの指標になりるもので、できれば1日で貼り終えたい、というものです。
が、帯広市内に設置された、全322カ所の掲示板ーーこれでも4年前の選挙の357カ所よりも整理・削減でスリム化されたとはいえ
全然スリムじゃない!!!
※写真は前回2019年の市議選時のものです。
ポスター掲示位置の番号=届出順は、午前8時までに市役所に集合した陣営が、予備抽選、本抽選の二回のくじ引きにより決定します。(一番最後の番号が取りたくてわざと遅参する VS 次回選挙から掲示板の番号をランダムにする、といういたちごっこが繰り広げられている道外の自治体もあるそうですね)
2019年、上から2段目のくじを引いてしまった私は、そのままでは精一杯背伸びをしたところで届かず、農作物採集様のコンテナ(40㎝弱)をメインで持ち歩きました。
1回脚立を出して、セットして、ポスターを貼ったら脚立を戻して、車に積んで――よりは、ボン!と置いた方が早いからです。
コンテナがありふれた存在で、家にあってありがとう、農業王国!
さて、2023年、スリム化されてもこの作業を322カ所です。
一人が運転して一人が貼る係をして、家族を寄せ集め4人2組でも161カ所……前回、選挙を知らない勢が何人か手伝ってくれましたが、当然1日では終わりませんでした!!
それが今回はありがたいことに、前回の倍以上の方が手伝ってくださいました……!!
しかも結構な雨予報だと事前に分かっていて!!
事前連絡の段階でこちらが恐縮しました。
ここで一番上のくじなどを引き当て、荒天+脚立が加わっては申し訳ない!!
手伝ってくださる皆さんのためにも、一番下か、下から2番目の番号のくじを引かなくてはならない!!
それがこの日一番の候補者の義務であり責務でした。
そう決意したところで、偶然の産物、どうやって頑張る?
などという理性や分別は関係ありません。
これで一番上の段など引いてしまった日には、最上級の土下座をしなくてはなりません!!
「詫びろ!」どころか、ハラキリ問題です!!!
「あきらめたら試合終了ですよ?」と安西先生も言っていますが。
「あきめたら開拓終了ですよ?」と勉三先生も言っています!
もう一番上を引いたら、1日で貼り終えるとか、諦めるしかない!
先人から受け継がれた開拓精神(フロンティアスピリッツ)も何も、もう試合終了です!!
「4の倍数! 4の倍数!!」と念じていたら、見事20番を引き当てることができました!!(この日一番の大仕事をやり終えた気分になりました。ポスター貼りが残っているのに……)
しかし市議選は、無所属の方がしがらみなく発言ができるという認識でしたが、そんな苦労をボランティアで手伝ってくださった方達には、もう頭は上がらないですよ?
持ってなくても、しがらみ、できますよ!?
というポスター貼り。
候補者本人が貼るとか異例かもしれませんが、みさき陣営は選挙カーを回さない分、手伝ってくれる方より出たい本人が汗をかかんと……という姿勢です。
が、候補者をよく撮ろう、よく見せようとするよりも「面白ければそれでいい」という、うちの選対スタッフの姿勢はいかがなものかと思います!!
各陣営、推しのためあるいは義理や、断りにくいしがらみのためにでも、雨の中、ポスター貼りに尽力された皆さん、お疲れ様でした!!
選挙をもっと楽しく面白く!!
というみさき選対のモットーは「そうしなくてはならないと思っていたり、そういう慣例できているかもしれませんが、もっと他の方法はないでしょうか? みんなで楽になれる方法は?」のご提案でもあるのですが
チラシだとかポスターだとかハガキだとか、大量に紙を印刷するというのはSDGsに逆行した動きではあっても、地域の各印刷会社さんなどにお金を落とす公共事業、という側面もある選挙。
そこは仕方がないにせよ、各陣営がそれぞれに車とガソリンを使って市内をグルグルしてというのは「もう少しそこはなんとかならないものか……」と改めて思った今日この頃でした……。