こんにちは。選挙とは各陣営の「推し活」なのだ、と2度目の挑戦にして気づきを得たみさきです。
いかに自分の「推し」が素晴らしいか、公然と推し合う合戦。
やっていることがリア充・体育会系すぎて、こんなに分かりやすい大人たちのお祭りに、気づくのが遅れたのは盲点でした!
2022年「今が一番若い!」と何でもできることは挑戦の年としていたのですが、平原まつり「夢降夜(ゆめふるや)」で実際に神輿担ぎに参加して気づいたのです。
祭りが好きな人って、雨でも風でも担ぎたいんですよ!!
あととにかくお祭りが好きなんですよ!!――と。
これはインドア派のオタクとして生きてきた者には盲点でした。
選挙カーというのは物理でも比喩でも「神輿に乗せて担ぐ」スタイルでもあります。
市街地住民には不評でも、農村部や町村などでは、選挙カーを楽しみに待っていたり、来ないと怒る人もいるそうです。これも、お祭りの山車感覚なのでしょう!
支持者にとって候補者は、実際に会いにいって、話を聞いたり握手をしたり、写真を撮ってもらうこともできるアイドルでもあります。
私も今回、ありがたいことに少なくない方々に推していただいて「ただの一般オタク女性が、推しを推していたら、気づいたら推される側なっていました!」という状況になっていました。
新聞に折り込んだ選挙チラシ、配布可能なのは4000部までと当たるのもレアなのに「ゲットしました!」と持参してくださった方。
ポスター貼りを手伝ってくださった方々。
街頭に立っていることをSNSで発信すると、応援に来てくださった方々。
通りがかりに見つけて、わざわざ車を止め声をかけにきてくださった方々。
期日前投票しました! とメッセージをくださった方々。
車で遭遇時に激しく手を振ってくださる方々。
写真や動画を撮りに来てくださった方々。
街角に立っていると、知り合いからだけでなく、見知らぬ方からも、自分が推されていることを体感することのできる日々です。
だから今回の選挙は、気候もいいし、立っていると誰かかれかが見つけて来てくれたり手を振ってくれたり、皆さん優しいし、楽しいです!!(前回選挙で街頭が苦手だと思っていたのは、単純に選挙期間を通して、気温も低い上に風が強く、一度に30分も立つのが限界で、単純に「寒かったから」だと気付きました)
「選挙をフェスのように盛り上げよう!」というコンセプトで動いていたみさき選対ですが。準備をしていても「これ楽しんでもらえるかな?」「おもしろいと思ってもらえるかな?」を基準に進めてきたので、楽しかったです!
そう考えると「若者の選挙離れ」というよりも、もともとが「有閑層のお祭りだった」という話なのでは……!?(お金持ちや事業主に限らず、私が子供の頃、労組だとかのからみといって、勤務時間中仕事をしないで熱心に政治・選挙活動してた人たち、見かけました!)
逆に今の若い(熱心に投票に行く層との比較で)世代からすると、たいていの現職・候補者は年齢が離れているし、その中から推しを見つけにくいし、応援するといっても、バイトだとか職場から仕事として「行け」と言われるのでもなければ、事務所に張り付いたり選挙カーに乗ったり、演説に帯同したり……仕事や生活に手一杯で、それどころではないのではないでしょうか?
この選挙チラシだって、選挙チラシっぽくない「何だ?」と思って目を引くキャッチーさを目指しましたが、疲れていたら、あるいは知らない興味もない人のPRチラシ、見るのも億劫だと思うんです。
選挙のためには組織づくりが大事というのも分かるのですが、応援したくても「そこまで精魂込められない」し「させられない」というのが私の感覚です。
事務所訪問したら住所書かされてとか、あるいは仕事の付き合いで単票書いたら候補者本人に家に来られてーー候補者本人たちは必死かもしれませんが、いつまでもそういう選挙の形でいいのでしょうか?
「推し」どころか、義理で名前を書いただけの人に家まで来られたら、私も周囲の友人たちも正直「引く」という感覚の方が強いです。
もう少しお互いに距離感をとって、さらっと候補者を推せるようにならないものか?
選挙に立候補する側も、投票する側も、もっと気軽に選挙に参加しやすいようにならないものか?
それもあって、今回もネット選挙の意義を問いたいし、存在感を出していきたいと考えました。
無所属の一般人が、スピーカーも拡声器も使わず、SNSやホームページでの活動をメインに当選すれば
お金と組織がなくても、課題解決をしたい人が声を上げ、選ばれるようになれば
「おっ?」となって、ゆるやかでも選挙のスタイルも議員やその支援者の方々の意識も変わっていくはずです。
今回4/23(日)投開票日の帯広市議会議員選挙で推しが決まっていない人、お互いにとって負荷が少ない選挙スタイルに変わっていってほしい人は、ぜひ投票用紙に「みさきゆみこ」とご記入ください!!
後ろ盾がないとか組織がついていないとか、選挙に落ちたら就職活動――というのは一般人にはごくごく当たり前のことです。
ですが選挙では、組織票が強いし経営者や事業主が多い。男性も多い。
一般社会とは乖離しています。
それで「議会を変えよう!」と挑戦する候補者を選ばずに、「いつまでたっても議会に市民感覚が届かない」「一般人の不安が理解できない」「何も変わらない」と言っていても、それは当たり前のことなのではないでしょうか?
だったら選挙を、特定層だけのお祭りにせず、私たちも楽しんじゃいましょう!
今こそ私たちの声を議会に届けましょう!!
投票、SNSでの「いいね」や拡散、こんな人いるよという口コミが力になります。
4/23の投開票日まで、「帯広の切り込み隊長」みさきゆみこの応援、よろしくお願いいたします!!
本当は自分の顔デカデカは恥ずかしいけれど、目立つためにはそんなことは言ってられなかったポスター。市内各所で是非ご覧ください!!(グラデーションがかかっていて、左下と右上のピンクが違います!)