現在2023年4月23日投開票・帯広市議会議員選挙に挑戦中!

この扱いがヒドい!? 参院選道選挙区・岩本つよひと氏のつよいところを見てみたい。

先日、「このツイッターがすごい!」と題して、全国比例候補・鈴木宗男氏の選挙の強さと巧みさに触れさせていただきました。

その真逆で、私の目に入った中で「ちょ……待てよ!!」「いくらなんでも、これはかわいそうだよ!?」の候補者例をご覧いただきます。

 

道議を5期も務められているので、落ちたところで生活の心配はないと政党からも思われているのでしょうか。

私よりも生活は安泰で、市議選に落ちて無職の30女から憐れまれる筋合いはないはずなのですが。

街角に一人で立ってて「女の子が一人で頑張ってかわいそうに」と通りすがりの有権者の方から憐れまれた私をもってしても、「かわいそう」という形容詞しか思い浮かびません。

党派の垣根を超え、全俺が泣いた!!

そんな自民党・北海道選挙区候補・岩本つよひと氏の選挙チラシをご覧ください。

 

 

なんで候補者と知事が、同サイズ……!?>守護霊か!?

 

ハリー・ポッターじゃないんだから。

誰ですか!? 「エクスペクト・パトローナム」して、守護霊召喚しようと思った人!!

 

つよひとは、鈴木直道・北海道知事に寄りかからないと、身内からも勝てないと思われているのでしょうか……?

 

しかも、いくら高橋はるみ元北海道知事がぶっちぎりで勝つ予定だからって、チラシに「与党の2議席目」とか明記しないであげてほしい……。この時点で「弱さ」が引きだされています。

 

この涙なしには見られない、「道議会議員5期20年」の重みをまったく感じられない選挙戦略は、何!?

 

 

知事に寄りかかっている時点で、強さを感じないのに「つよく元気な」とか言わない方がいい、つよひと……。

チラシも「岩本剛人さん」と言ったり、「あれ? 本人の選挙チラシじゃないの?」と誰が発行しているチラシなのか、主体まで弱い。

 

自民党って、時々こういう「どうしてこの局面で、この候補者を!?(この選挙戦略を!?)」と目を疑うようなことするイメイジなのですが。

 

高橋はるみちゃんを立てる時点で、強くてぶっちぎりるって分かってたじゃない!?

そこで、なんで立憲民主の候補者と自力で2位、3位争いができるような候補者じゃなくて「鈴木知事に寄りかからせないと競れもしない」と自分たちでも思うような候補者を連れてきたの!!??

 

自民党には、そういう不信感(?)があります。

 

いくら参院選の事前世論調査は精度が高いといっても、選挙に安心・安全はない、と伺っております。

それで「どうせ1位当選なんだから」と、はるみちゃんの援護を手薄に放ったらかしにして、つよひとに精力を注ぐというのは、どっちにとっても失礼だしだと思うの! わしゃこういうのは好かん!!

 

ーーとはいえ、こういうときに思いやられるのが、上の決定には従わなくてはならない現場の方々です。

 

「共産党の候補者に3議席目を取らせてなるものか!」って言われても、「そんな候補者を選んだのは、誰だ!?」って、内外の人がーーむしろ中の人の方が思うのではないでしょうか……。

 

 

果ては、ポスターにまで守護霊が写り込む、つよひと……。

 

他に、そんなことやってる人いないよー!!

 

「はらや なみ」候補の囲み円の写真が本人の別カットであるのに比べ、「知事の写真でテコ入れしなきゃ!」という弱さを感じます……。

 

「私も応援しています」とか、安っぽい広告か!!(もし今後選挙に出ることがあれば、おもしろいから誰かに写真・コメントを頼もうかと勇気付けられました)

 

何で完璧に追われる側の戦略なんだ、つよひと!?

強いところを見せてくれよぅ!!

 

というわけで街頭演説に行ってみました。

 

 

押し出しが弱い!!

 

吹けば飛ぶような、線の細さです。

 

ただ「これ、最初の選挙のときの写真?」と思えるはるみちゃんと比べ、ポスターと本人の差は感じませんでした。

演説も言葉も選びながら、大きいことは言わないし、煩くはないんです。

 

実現不可能なことをフカさないのは、すごく誠実な人なのだろう、と思います。

私だったら「もうこの選挙出ない!!」「こんな扱いヤダー!!」とかなりそうな選挙戦略を打ち出されても、抵抗せずに頑張って全道を回られているのですからだ、とても大人な、いい方なのでしょう。(本当のことだとしても「2議席目」なんて書かれて、気分のいい人はいまい)

54歳という実年齢よりも、若く見えます。

 

ーーでも、押しが弱いのよ!!

 

5期20年道議を務めたとか、全部無投票じゃないですよね?

選挙経験あるんですよね!?

と思えるほどに、演説からは強さよりも「ベテランなのに職場の局や後輩に軽んじられて、仕事を押し付けられる損な役回りの管理職」感が感じられました。そう、例えるなら「膝カックンとか綺麗に決まってくれそう」というか……。

 

脂ぎったオヤジになる必要はないけれど、嘘でも虚勢でも、選挙で大事なのは「貫禄、頼りがい、タフさ、押し出し」のアピールなのではないかと思えてきました。

 

参院議員候補ーー昔で言えば貴族院候補様に向かって、失礼ながら「ふてぶてしさだったら、私でも勝てるかも?」とか思ってしまいましたよ……。>リアル・ジャイ子

 

やはり対照的なのはコチラのお方です。

 

 

「押し出し」が強い!!

 

がん手術後に関わらず、全方位で、つよひとより強そうです……。

 

ともかく私みたいな悪い人間が選挙参謀についたら、選挙期間中

「つよひとですが、『強さ引き出す乳酸菌』飲んでます」とか

「つよひとですが、点滴打ってます」とか

写真に撮ってSNSにアップするというイジり方をされるのは間違いありません。

(差別化を狙うなら、狙い目はそこかなと……)

 

しかし、たった14日間の戦いで、「ギャップ萌え」とか「保護欲のくすぐり」を狙っている場合ではありません……!!

 

あんまりに所属政党からのイジられ方がヒドくて、日本人として「判官贔屓」の気持ちは湧いてきましたが、参院選は同情合戦ではありません。戦です!!

 

 

ちなみに現在道交法で、ハコ乗りは禁止されていますが、選挙カーとSPのみ例外として許されています。

候補者が乗る助手席は、そのままだったり、保護材が巻かれていたり、ハコ乗りしやすく中につかまるところが増設されていたり、いろいろです。

今、選挙カーやSPですら「違反だ!!」と騒ぎ立てる人がいて窮屈なご時世ですが、過去の選挙には『マトリックス』ばりのハコ乗りをかました候補もいました。強い体幹を見せつけるでも何でもいい。

 

つよひとの、つよいところが見てみたいです。

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