「野遊会(やゆうかい)」というのは、十勝特有の言葉なのでしょうか?
自分の中で「観楓会(かんぷうかい)」よりメジャな「野遊会(主に政治家の屋外懇親会)」がローカルであることが受け入れがたいのですが……。十勝発祥で、同じ北海道内でも管外には通用しにくい言葉のようです。
時々、十勝出身者が、札幌や東京で「野遊会」を開いている事例はありますが
そういえば、そもそも「やゆうかい」と打って、一発変換されないのでした……。
政治関係に限らず、学校の同窓会も、各種団体・町内会の懇親会も外でやったら「野遊会」。
とはいえ、「野遊会」といえば、ほぼほぼ政治がらみの屋外懇親会を指します。
恥ずかしながら、先日39歳にして「野遊会」初デビューしました。
政治関係はいきなり怖いので、まずは母校から!!
写真は帯広柏葉高校「野遊会」のものです。
設営も運営も卒業生が担います。
スタッフ担当期の方がお揃いの「柏葉魂」Tシャツを作られていました。
(「なつぞら」視聴者の方から「魂とか、もういいから」と言われそう!?)
周囲の同世代もそんな感覚なのですが、
世代と社会的立場的にそうも言っていられなくなりつつ
「チケット預かったんだけれど、どうしていいか分からない」みたいな声がちらほら聞こえてきます。
私「預かっている分、何枚余ってるんですか?」
友「◯枚」
私「それ余ったら返せるものなんですか?」
友「分からないし聞けなかった」
私「ですよね……」
ーー関係者の皆さーーん! 若者を政治から遠ざけてるのは、多分そういうところですよーー!!
(あと「野遊会」という、いかにも政治関係みたいな色のついた名前も近寄りがたいです)
というわけで、人を「野遊会」に誘導するのは、政治思想だとか興味関心というよりも、「ノルマを課された」「かわいそうなので、一枚買うたるわ」精神なのかもしれない……ということが分かりつつある昨今です。
(あと市町村長・議員レベルですと、政治信条とか団体関係なく「子供の同級生の親だから」「同級生だから」「ママ友だから」という支援理由が通用することも分かってきました)
私のような1度選挙になんて出ちゃった人間は、政治家のパーチーに行こうが、野遊会に行こうが「ああ、興味があるのね」で済まされるかもしれませんが(済まされないかもしれない……)
いかに「政治を身近に!」と思っていても、
ノンポリの一般人と、「野遊会」を結びつける秘策(および必然性)は思い浮かばないのでありました……。
「ノンポリ若年層」と「野遊会」の交点を求めよ→ 「政治信条とか関係なく、特に興味なくても、Twitterとかのオフ会兼ねていいよ。会費払って食べに来て、YOUたちで喋ってなよ」という、とてつもなく器の広い野遊会……?(誰得ですか??)
政治からみの会に参加すること自体がリスクな人もいれば
多少政治家本人とかに興味があっても、周囲の怖いオジサンたちに見られるのが嫌な人だっているでしょう。
興味があることを知られること自体がリスクな人だっていることでしょう。
何せ一般の「野遊会」のイメージって、
「重鎮支援者の政財界の偉いオジサマ・オバサマ方が、睨みをきかせている会」
これですよ!!
立候補しちゃって「政治に興味があるのね」と色のついてしまった(?)みさきでしたら、各種「野遊会」伺うことが可能です。
近づくことのできない方々の代わりに潜入し、その様子をレポートいたしませうーーーー
ーーーーというわけで、ブログで何を書かれても構わないという懐の広い方!
お招き、お待ちしております!!
(お声掛けいただきましても、9月14日は草刈正雄氏に会いに行くなど、日程都合つかない場合がございますこと、ご了承ください)