帯広の中心部を毎年彩ってきた、おびひろイルミネーション。(「おびひろイルミネーションプロジェクト実行委員会」主催)
帯広駅周辺から藤丸前など、帯広の中心市街地を彩る恒例行事で、今季2022年冬で21回目を迎えました!
駅前のピンクのハートはお馴染みですが、2022年冬は新しい試みが加わりました。
青のトンネル型イルミネーション! 「おびとん」が登場したのです!!
これは十勝管内の高校生ボランティアグループ「CAN-PASS(キャンパス)」が主催するイベントの中で出た「”映える”スポットが少ない」という意見から始まったものでした。
地元高校生のアイデアが、大人達の協力によって形になり、生かされたのです。
その名も「帯広駅前のトンネル」だから「おびとん」!!
アイデアを一蹴するのではなく、やってみようとなったそのプロセスだけでも尊い、と思いました。
あらゆる課題解決には、このように「実際にやってみる」「試してみる」「小さい石でも投げてみる」ということの繰り返しが重要だと思います。(そう、雪玉ひよこのように!)
やってみてダメだったら、引けばいい。
切羽詰まってからより、そんな試行錯誤できる余裕がまだ残っているうちに動くことが肝心だと私は考えます。余力がなければ挑戦もできないのですから。
当初は映えスポットの創設が目的だったのかもしれませんが、「くぐれる」という参加型タイプだったのがまたさらによかったのか、何度か見に行った時には、大人も子供も喜んでくぐっていました。
親子連れから学生から大人まで、多種多様な層が楽しんでいたのは、設置場所がアクセスのいい帯広駅前だったというのも重要な要素だったのではないでしょうか。
ちなみに以下の写真は「おびひろイルミネーション」と「商店街アイスキャンドルフェスティバル(2022/1/28〜1/30)」の重複期間に撮影したものです。
にも登場した、キャッツの活動期間中に撤去されていたツリー点灯時の姿。
藤丸前に飾られた全キャンドル(222個)は「帯広平原通商店街」の作品でした。
この他、帯広市内の各商店街がそれぞれにアイスキャンドルを作成・点灯し、訪れる人を歓待していました。
2023年冬シーズン、藤丸が再建される前でも、これらのキャンドルの火が藤丸前に灯されることを願っています。