「極楽」へ行こう!
2019年現在では、六花亭帯広本店限定のサービス
お得意様専用ラウンジ「極楽」へ行ってきました!
2019年5月1日にオープン!
入室には、六花亭のポイントカード 86ポイントが必要です。
(以下、2019年時の情報です。2023年6月からは300ポイントになります)
100円で1ポイントがつくため、8600円相当の買い物で1名が1回利用できます。
(別々に86ポイントと交換することも、1人のポイントカードから172ポイント使って2名入室することも可能です)
ただしポイントが貯まっていない人は、何円払えば入室できるーーという対応はしていません。
あくまで「お得意様」専用というコンセプトです。
場所は本店2階、ビーフシチューやハヤシライス、タンシチューで有名だった洋食店「レストラン ホーム」の跡地が活用されています。
「ここは何をするところぞ?」というと
軽食・スイーツ・ドリンクが、食べ飲み放題なのです!
それではこれから、この素敵ラウンジの利用方法を解説してまいります。
「極楽」の入り方
①1階売店、もしくは2階喫茶室のレジで、「極楽」ラウンジ利用希望の旨、申し出ます。(注:2019年12月、1階のみでの受付に変更になりました)
②店員さんから渡される用紙に、代表者の氏名と、連絡先電話番号を記入します。
(大事なものなので、間違って持って帰ってしまった人がいた場合に必要な情報と思われます)
③カードの86Pと引き換えに、極楽入場カードを受け取ります。
ポイント交換時に「ご利用は初めてですか?」という質問を受けます。
ここで上掲写真右の「利用案内」用紙が渡されるか渡されないかが決まります。
利用に慣れてきて不要という方は「いいえ、初めてではありません」
利用の仕方がうろ覚えで自信がない方は「初めてです」あるいは「利用案内をいただけますか?」と申し出しましょう。
④カードを受け取ったら、即座に2階「極楽」入り口前に移動します。
急ぐ必要があるのは、負けられない戦いがここにある。
場合によって自分の希望時間に入室できないことがあるからです。
(近郊駐車場の確保含め、お時間には余裕を持って訪問されること推奨)
満席の際はラウンジ入り口前に、このような用紙が置かれています。
その場合、カード裏に記された番号を記入し、待ちます。
ラウンジ利用時間は11時〜16時。
この日訪れたのは平日だったものの11時半。
「昼ごはんと兼用がいい」と呑気に出遅れたがため、1週目のお客さんで埋まっていたのです。
このようにすぐに入れるとは限りませんので、万が一待ち時間が発生したときのことを想定する必要があります。
⑤番号を呼ばれるか、満席ではなく表に特に何も出ていない場合、入場カードをかざして入室します。
ピッとな。
ゲートが開いたら速やかに入りましょう。
ーーここまでがラウンジ「極楽」への入り方です。
ラウンジ利用手順
全てセルフサービスの「極楽」ラウンジ
利用の手順は以下です。
①空いている席を見つけ、入室カードを机のカード立てに差します。
(この席は利用中です、の意思表示になります)
ここから戦闘開始です。
②適宜入れ替わるメニューを見回し、自分の胃袋と相談しながら、取るべし! 取るべし!!
以上、自分との戦い以上に難しいことはありません。
が、「お好きなものをお好きなだけ」方式だからと本気を出すと見栄えが悪くなるので、最初は撮影を意識し、お上品に盛ってきたイカサマ師はコチラですーー。
「極楽」メニュー紹介※参考
「極楽」で食べられるメニューは、随時入れ替わります。(写真は10月某日のものです)
次に訪問した時に同じものがあるとは限りませんので、あくまで参考としてご覧ください。
極楽パイ
こちらはほぼ定番メニューと考えていいでしょう。
サクサクと美味しいパイに、自分で好きなだけ具を載せていきます。
ただし極楽パイに載せる具材は2種類、適宜入れ変わります。
この日は、チョコメレンゲ(甘い)とポテト(しょっぱい)でした。
ここだけでも無限ループが可能な危険な代物ですが、お好きなものをお好きなだけ載せましょう。
チョコメレンゲクリームだけで食べても美味しかったです。
極楽ロール
こちらも定番!!
冷蔵庫で保管してしまうと、きめこまかい生地とクリームの柔らかさが別物になってしまうためラウンジだけの提供ーーとされている「極楽ロール」。
厨房で巻きたてのものが運ばれてきます。
ふわっふわです。
大ぶりなので、「ずっと同じ味が続くとシンドイ」という私のような飽き性の人間にも、ヨーグルト用のジャムがあるので、最後まで美味しく食べられました。(罰当たりな上、邪道……)
スープ
この日のスープは「パンプキン」。
「カボチャ!!」で押してくるのではない、クリーム系の上品な味わいです。それでいてカボチャが立っているという……。
以前、コーンスープの時にも行きあいましたが、いずれもクノ◯ル系というより、ホテルのお味に近いと思われます。
ジュース
自家製ーーではなく自社製シロップを、炭酸水で割って作るドリンクのコーナー。
この日あったのは、「レモンスカッシュ」でした!
(ジンジャーシロップで作るジンジャーエールの回もありましたが、こちらも生姜が効いていて美味でした)
「甘くしすぎちゃ台無しなのよね」という酸味好きにはたまらない、レモンの美味しさが行きている!!
セルフの特権を生かし、シロップ多めに入れても美味しゅうございました。
それにしても先ほどから愚かな感想です。
六花亭にハズレなど、あろうはずがないのですから!!
ドリンクサーバー
コーヒーとカフェ・ラテのホットとアイス。
紅茶のティーパックも置かれているので、熱湯を注いで温かい紅茶もいただけます。
冷たいお飲み物のコーナーには、お水とウーロン茶がありました。
紅茶もウーロン茶もフリーなのに喫茶室の味と変わらない気がします。
(上級市民ではないので、定かではありません)
六花亭の香擯(シャンピン)ウーロン茶は美味しいです♪
その他
この日は、店舗で1カップ220円で販売されているヨーグルトも、お好みの量が食べ放題!!
六花亭と言えば定番のイチゴジャムを添えてもよし、そのままでもよし。
こってりとしたヨーグルト、好きです。
店頭で320円で販売されている「新栗シャンテリー」も、クリームと栗を、自分のお好みの量でいただけました。
とはいえ、これだけ豊富に提供されると、食べる方にも限界というものがあってな……。
そのほか、クロワッサンが出てきたり、出てこなかったり。
この辺は、随時入れ替わりの商品だと思われますので、自分が訪れた時にどんな別メニューが出てくるのか、楽しみにされるとよろしいかと思います。
ただ、ラウンジ名と同じ名前のお菓子、一口かりんとうの「極楽」は、消えることはないでしょう。
変わり種・おにぎり
さて、この日は神嘗祭にちなんだ、握りたての「新米おにぎり」がありました。
食べたからボロボロになったのではありません!
握りが柔らかいから、トングで取っただけで、こんなふうにホロっと崩れてしまったのです!!
ーー優しさでできている!
でも食べ放題において、主食で重たいメニューに優しさを発揮させるのは罪だと思うの!!(重たくても試さずにはいられない……>でも私は無理やったー>写真は同伴者のものです)
ーーこのように、定番商品もあり、ここでしか食べられない製品もあり。
「軽食ラウンジ」なのに、貧乏性の人間はつい本気を出してしまい「軽く」済ませることができません……。
バイキングに行っても、好きそうなものだけ適量で済ませられる人になるには、生まれ直してこなくては……!!
極楽からの出方・帰り方
お手洗いはラウンジの外にあります。
ラウンジを入るときもそうですが、出るときも、カードがないと開きません。
手洗い・トイレに立たれる際は、カードをお忘れなくお持ちください。
一人でラウンジを利用される場合、トイレ等でラウンジ外に出るとき、机のカード立ての「利用中です」の目印がガラ空きになります。
「片付けを忘れて帰ったのね」と判断されて、席を外している間に「あ……」という事態にならないためには、「片付けるのを忘れているわけじゃないです。ちょっと出てるだけです」とアピール感が必要です。
手付かずの食事を残し「まだ食べてるでしょうが!!」感をPRしたり、貴重品以外のちょっとした席に置ける物を持参するといいでしょう、
最後にーー大事なことだから2回言います!
「極楽」は、後片付けも全てセルフです。
お帰りの際は、自分たちが使ったお皿・テーブルは、自分たちで片付けることをお忘れなく!!
ポイントと交換とはいえ、これだけたらふく飲み食いさせていただいて、「それくらいは自分でやりますとも!!」という気持ちになりました。
最終退室の際は、ラウンジの内側にカード回収ボックスがあります。
カードをかざして「ピッ」と開けてから、回収ボックスにカードを入れ、速やかに退室します。
出遅れたら、店員さんを呼ぶか、近くの人に助けてもらうしかありません。
「出たくないよぅ」という気持ちはわかりますが、気をつけましょう。
稀に「カードを入れてください」と書かれた回収ボックスが封じられ「お帰りのお客様は1階までーー」と書かれているときがあります。
そんなあなたはラッキーです。
1階の店員さんにカードを返す時。
散々っぱら飲み食いした挙句、お土産がいただけます。
(以前は、富良野の自社農園でつくったブドウ1房でした)
こちらは季節と状況に応じた任意のサービスだと思いますので、あまり期待しないで行きましょう!!
お土産なしでも、十分ありがたいサービスです。
極楽を出てーー
六花亭のお得意様専用ラウンジ「極楽」
顧客満足度を上げるだけでなく
「どうせお菓子を買うんだったらラウンジに行きたいから六花亭で買おうかな」
という消費喚起にもなる、まったくもって隙のない場所でした!
強さに感じ入るしかない。
この世の「極楽」は、帯広という存外近くにあったことよ……!!
ポイントを86ポイント貯まっていないけれどどうしても入りたいという人は、十勝・帯広の高ポイント所有者との関係性次第ではないでしょうか?
私は、道外の大切な友人を連れていきたくて、86Pを2人分使ったばかりのため、再出発です。
潤沢なるポイント保有者は、ぜひお試しあれ〜♪
平日日中でもお昼時は混雑するでしょうが、お目当てのものが食べられなくて悲しい思いをするよりは、コンディションを整えた上、全力で臨める時間に行くのがオススメです。(「ちょっとラウンジでお茶だけでもーー」といった勿体無い使い方、私には無理です!!)
平日はマダムなど女性同士が多く、週末はご家族連れが増えます。(基本的には水曜日が定休ですのでご注意ください)
とはいえ、「お得意様の場」というラウンジの趣旨からか、「未就学児はご遠慮いただいております」とのことす。あまり小さいお子さんは連れて行くことができません。
ある程度大きいお友達向けの空間です。
入れる方は、ここしかない楽しみを満喫しましょう!!
<六花亭お得意様ラウンジ「極楽」>
住所:〒080−0012 帯広市西2条南9丁目6(六花亭 帯広本店内 2階)
営業時間:11時〜16時
定休日:水曜日(7、8月は無休)
注意事項:「未就学児はご遠慮いただいております」
■付記
※この話題は2019年のものです。2020年1月4日から、入場に必要なポイントが86Pから100Pに変更になります。
※2019年12月、60分制限など変更がありました。取材時とは異なる部分等ございますことご了承ください。