2023年4月16日告示、23日投開票の帯広市議会議員選挙に再挑戦します。みさきゆみこです。
再出馬を決めた主たる理由は、29人いる帯広市議会の中に私の代弁者がいない、というものが挙げられます。
一般に中堅と呼ばれる年齢で、相応の知見と経験を持つ社会人・独身・子供なし・女性……etc.
子供を産み育てることなく働き続けてきたという意味では、社会人の独身男性ともさほど変わらないかと思いますが。
私たちは、社会に出てから微力ながら働き続け、税金を納め、少子高齢化社会を支えてきた、ちょうど行政からのサポートは希薄な世代です。
そこに不満はありません。ですが、今「生活が苦しい」と仰っている年金暮らしの方々よりも、貰えるはずの年金額は少なく、頑張っていても報われるのか、先の見えにくい世代でもあります。
結婚していない。(今の生活の自由度に比べて、そのメリットは薄く感じる。単純に、そこまでの相手に出会わなかった。…etc)
子供もいない。(子供を作ってお金をかける余裕もなかった。あるいはその分、自分の趣味に投じたかった。…etc)
このまま一人で死んで行くだろうけれど、企業に勤めて真面目に働いてきても、一人分の年金暮らしでは不安しかない。
古くなった家やお墓を仕舞うのはどうしよう……。
いつ親の介護がかかってくるのか分からない……。
そんな不安を抱える40、50代は、実は男女問わず多いのではないかと思っています。
(もっと年少者でも気づけば仲間入りしているので他人事ではないはずですし、私もじきに単身高齢者の仲間入りをするはずで、独り暮らしの高齢層のお悩みごとも、他人事ではありません)
(※写真は前回2019年の選挙時のものです)
勿論、子育てや高齢者に関することが大切ではない、と言いたいわけではありません。
しかしそうした方々の直面する問題に対し、当事者としての知見を有し、親身になって当たれる現職・新人候補者は他にいらっしゃるはず。
議席は29あり、あらゆる市民生活の向上を目指すのならば、全員が同じ方向を向くのではなく、別の層のニーズに応える議員がいても許されるはず。むしろ多種多様であるべきだと考えます。
また同世代の話を聞くと、子供がいても「卒親」の時期に差し掛かっている人も多く、悩みや漠然とした不安は、「子育て」よりも「終活」を意識したものが多くありました。
そんな私たちの不安を汲み取り、議会に届けてくれるのは、誰がいるのでしょう?
そう考えたことが、立候補の決め手の一つになりました。
まちづくりには、経営者の視点も必要です。経験と調整力をお持ちの方も必要です。
しかし経営者ばかり、年長者ばかり、政治畑の方ばかり、男性ばかりでは、多種多様どころか偏りが出てしまいます。
様々な声を集約したまちづくりのために、若いというほど若くはないけれど、その分相応の知識と経験値を積んだ社会人代表として、声をあげたい。
そんな思いもあって、出馬を決めました。
一般人の代表として、政治の世界と一般との感覚の差を知り、埋めていきたい。市政と民間の間を繋ぎ、埋める存在になりたいと思っています。
どうぞ、応援よろしくお願いいたします!