選挙・政治経験なし、無党派・無所属で、2カ月半で『奇跡』の990票を取った「みさきゆみこ」ならびに「チームみさき」の帯広市議選の挑戦の記録と、これからの挑戦・日々の雑感などを伝えます。

山本太郎にもう当選の目はないですが、それでも彼に入れますか?

山本太郎氏に当選してほしい方へ。

残念ながら、山本氏に投票しても、もう当選の目はほとんどありません。

「れいわ新選組」のその他の比例代表候補者に当選してほしい方も、同様です。

 

いきなり尖ったことを言いましたが、これは例として挙げただけで、「れいわ新選組」に限った話ではなく、「N国党」なども同じです。

 

なぜそんなことが言えるのかというと、先日参院選の「終盤情勢」予想が出ました。

 

大型選挙の際は、精度の高い事前調査が行われます。

例えば、共同通信社は14日~16日で4万3000人に抽出での電話調査を行いました。

これは一部が嘘をついたとしても、統計的には信頼できる分母です。

 

ここから大幅な変動はなかなかありません。

また二大通信社である時事通信社の調査でも、おおむね同様の終盤予想が出ています。

 

参院選「比例代表」諸派からは2議席の予想、社民党が1議席確実(N国党などは0予想)

「『れいわ新選組』も1議席を獲得する可能性がある。」

 

「確実」ではありません「可能性がある」です。

ということは、調査段階での「れいわ新選組」の予想は90万票前後近くと読めていても、100万票は超えていない。そう推測できます。ここから1週間で、山本太郎が当選する300万票以上まで票を伸ばすのは、現実的とは言えません。

 

もちろん、選挙ですから多少の誤差はあります。

しかし「0 or 1」予想が「3以上」まで伸びることは、よほどのことがない限り難しいでしょう。

つまり、現時点ではどんなに「2枚目は山本太郎」と頑張っても、「れいわ新選組」は特定枠1人目の別の方を当選させるのが精一杯ーーということになります。

 

特定枠(優先)に2人を指定してしまった以上、優先順位3番手以下の山本氏の当選は無くなったーーと言わざるを得ません。特定枠2人を抱え、もはや3人以上の当選の目がない以上、山本氏以外の同党の候補者も同じです。

 

同様に、どれだけ政見放送の動画再生回数が「れいわ新選組」を上回っていても、比例代表でN国党の方々が当選する可能性は低いのです。

 

これらは私見ではなく、2通信社の予想を基にしています。

ここまできては、頑張っても覆せないことがあります。

 

それでも、あなたの一票を「れいわ新選組」に投じますか?

 

ここから考えうる成功パターンは、ただただ山本氏ではない候補者を国会に送り込むことだけです。

 

山本氏、あるいは山本氏以外の「れいわ新選組」の候補も当選することは現実的ではありません。

 

そもそも山本太郎氏に国会に行ってほしい人は、それで納得できるのでしょうか?

 

それとも、それ以外に2番手以降で応援する当落線上を争う他党の候補者のサポートに回りますか?

 

例えば、「れいわ」だったら誰でもいいというわけではなく、山本太郎支持で自民党が嫌いという方なら、現実的に当選しそうな別の野党(候補者)に軌道修正するのも勇気です。

 

 

そうしたことを考慮できるベースとなるのが、マスコミの事前調査です。

 

 

例えば、上記は参院選「比例代表」の話でしたが、「北海道選挙区(当選3人)」は、1位高橋氏(自民)、2位勝部氏(立憲民主)、当落線上の3、4位を岩本氏(自民)VS 畠山氏(共産)が争っていて、原谷氏(国民民主)が後を追っています。

(参院選北海道選挙区ポスター・結局18日現在、最寄りの掲示板にはN国党と安楽会の方のポスターが間に合っていません)

 

投開票もしていないのになぜこのようなことが言えるのかというと、通信社の調査を基にしているからです。

その勢力図を基に、岩本氏VS畠山氏を推す「共産党の議席を許すな!!」「自民党から議席を奪う!」という争いが成立しているわけですが。

 

山本太郎氏の落選予想が受け入れらない方は、北海道選挙区の岩本氏VS畠山氏の争いを、真に受けたり加担する必要はありません。根拠は同じものだからです。

 

自分の票を「死票」にしないためには、マスコミの選挙情勢は参考になります。

 

こうした精度の高い事前予想に対し、「自分の投票を『死票』にするのが嫌な人の、弱い陣営離れを加速させる」という批判はありますが、私はできれば自分の票を「死票」にしたくありません。

 

例えば、応援する候補に頑張ってほしいという気持ちはわかりますし、やってはいけないということではありません。勿論、逆転を信じて投票することも否定しません。

 

しかし、「北海道選挙区で5位(原谷氏)未満の名前が出てこない諸派の候補者の方々」を、どんなに応援しても現実味は薄いのです。

「パネルクイズ25」で獲得したパネル2枚で、お手つきで立ってる人の優勝くらい、難しいでしょう。

 

こうした選挙情勢をどうすれば見られるのか?

例えば、私の地元紙である十勝毎日新聞は、時事通信社からの配信記事を受けていますが、全国の新聞社は共同・時事どちらかの通信社(あるいは両方)からの配信を受け、そのままデータを掲載するか、独自の調査を合わせて選挙記事を掲載しています。(ですので、勝毎には「れいわ0or 1」予想含め、上記に述べた終盤情勢が既に掲載されています)

「マスゴミ」「信頼できない」「どうせ恣意的なデータに違いない」と批判する人はいますが、投開票日の記者配置・当日の報道準備など、自分たちの仕事の円滑化のためにこそ精度の高い予想が必要なのです。ここで印象操作であるとか、嘘をつくのは現実的ではありません。

 

勿論、選挙である以上、蓋を開けて見ないとわからない部分はあります。

ただし、選挙の読み方で信頼度の高い「終盤情勢」は、「この人に頑張ってほしい」といった感情論よりは確かです。

 

各社マスコミの「終盤情勢」を見て、同じ「選挙区」「比例代表」でも

「可能性は少なくても、死票になっても自分が一番に応援する候補に賭ける」か

「もっと当落線を争っていて当選の可能性が高い候補者(党)」に投票するか。

そうした判断は、あなた次第です。

 

ただし、もし私が「誰でもいいからじゃない、山本太郎に当選してほしい」サポーターだったら。

終盤予想が「『れいわ新選組』も1議席を獲得する可能性がある。」だった段階で、「山本太郎に期待して投票をするのは、死票を増やして与党の利にしかならない」。加えてもし「自民党が嫌だ」とか「野党にもう少し力を!」と思っているならば、「他の野党の議席増のサポートに回るのが現実的だ」と判断するでしょう。

この終盤で、目がなくなった「山本太郎を国会に!」と頑張ることは、他の野党の議席獲得の阻害行為であり、与党の利益に加担することにしかならないのでは?ーーそうした側面も考慮できるのが、選挙情勢です。

 

そういう意味でも、私はマスコミの発表する選挙情勢は有用だと思っています。

そうしたデータを踏まえ、選挙に行きましょう!
参院選は、7月21日投開票です。

※追記:誰でもいいから1枠取らせて、「れいわ」に政党要件を得させれば、山本氏の利益になるという説もありますが、私はそもそも「コイン(投票)を入れたらコーヒー(山本太郎)が出てくる(当選する)」と思っている人に、「あなたが手に入れられるのは紅茶(別の人)でしかないですよ」と周知せず、と不誠実な前提条件を隠して投票行為を呼びかける行為には与したくないです。

※※ 友人たちから回ってくる、山本太郎氏の投票を呼びかけるメッセージにもSNSの投稿にも、「私たちが頑張ったら山本太郎が参院議員に!」という期待しかなくて、「コインを入れたらコーヒーが出てくる」と信じている様しか伺えず、そのことを危惧しております。

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